英語の早期教育について 1

娘は2歳からスクールに通いだしたので、日本語と英語をほぼ同時に覚えた事になります。 1日の半分を英語・半分を大阪弁に接する娘を見ていて、気づいた事があります。

早くから英語を教えると、母国語がおろそかになるのでよくない。将来思考能力が劣るという意見もあるようですが、2言語をバランスよく覚えると脳が刺激されるのか、かえって母国語も早く覚えるように感じました。 私のように学校で習った英語は頭の中で日本語→英語に翻訳してしまうので、なかなかすぐでてきません。娘を見ていると、頭の中に英語の回路が出来ているようで、日本語の回路と切り替えて使っているようでした。

日本語については3才半ぐらいで、小学校低学年の読む本の内容を理解していましたし、ひらがな・アルファベットもほぼ読めました。

早く文字が読めるようになり言語を理解してくれると、育てるのも楽でした。 娘が特別頭が良いという訳では無く、おそらくどの子供さんでも可能だと思います。 思考は言語で作られるので言語能力が発達すると、いろんな事ができるようになるのも早いと思います。

ただうちの場合は口達者で生意気になり、親子ゲンカの時に言い負かされるという弊害はあります!娘は私とのバトルで日々ディベートの腕を磨いているようです。

英語はスクールにお任せして、日本語についてはよくいろんな話をしました。 1人っ子で両親と祖母 祖父の5人家族。 それぞれが子供扱いせず、きちんと娘と会話をしていました。私達は一切幼児語を使いませんでした。

出産した病院で頼まれて、娘と私はすくすくコホートという子供の成長を研究するプロジェクトに参加していました。 たしか3才になったばかりの頃でした。 プロジェクトの先生が絵を見せて「ワンワンはどれかな?」と聞かれた時「これのこと?ワンワンって鳴くけど、犬っていうのよ」と答えてました。

英語については、フォニックスを教えて頂いたので知らない単語も読めましたし、発音通りに書くことができました。 発音通りではないものも沢山あるので、必ず正解では無いですが、今でも単語の綴りを覚える苦労はあまりしてないようです。

スクールで Have you ever eaten peanut butter? という先生の問いに I have eaten it! と答えた娘を見て、「わぁ!完了形使えてる」と感動しましたが、もちろん娘は完了形だと解って使っている訳はありません。

これが帰国子女が話せても文法が出来ないのでは?とよく言われる点ですね。 でも日本語も文法は学校に行ってから学びます。母国語を話す時に文法は意識していません。 英語も中学になってgrammarの時間、追加してあとから覚えればすむ事だと思います。 中学生になったら定期テストがありますが、英語は試験勉強をしなくてすむので他の教科に時間を使えます。 特別に試験勉強はしなくても良いのですが、 毎日聞く・読む・書くはやらせています。 話すについてはもう私では相手にならないので、ネイティブの先生にお願いしていますが、 小さい時は英語の本を声に出して一緒によんだり、登場人物の会話の役を決めてラジオ劇のようなものを練習したりしてました。

私は子供ができるまで、毎日英語にふれる機会が無かったので、小さい時から一緒に練習した事は良いブラッシュアップになりました。